
日程:2025年7月14日(月)~15日(火)
企画:光吉直也税理士事務所 光吉直也先生(水産業部会 副部会長)
【研修】近畿大学水産研究所白浜実験所

「近大まぐろ」でおなじみの近畿大学。研究所所長の家戸様より魚の養殖について、稚魚の扱いから経営するレストランのことまで詳しくお話を伺いました。
【研修】和歌山南漁協役員による講話

和歌山県漁業士連絡協議会 副会長の濱本様より、和歌山県の水産業についてお話を伺いました。
近大は養殖魚でしたが、濱本様からは天然魚の話を聞くことができ、同じ魚でも課題が全然違うのだな、、と感じました。
【宿泊】奥白浜椿温泉 ホテルしらさぎ
源泉かけ流しで、やわらかなテクスチャーの温泉が最高!夕食の釜めしがとってもおいしかったです。
【見学】南方熊楠記念館

和歌山県出身の博物学者、南方熊楠の記念館に行きました。
館長が特別に案内をしてくださり、展示だけではわからない詳細な話や裏話までお聞きすることができ、南方熊楠について大変深く知ることができました。
記念館の屋上には、絶景を見晴らすことができる展望デッキもありました。
【観光】千畳敷

天気も良いので、ちょっとだけ予定外に立ち寄り。きれい!
【見学・研修】産直市場「よってって南紀の台店」

当協会会員・野田正史先生が経営されている直売所にお伺いしました。
3月にオープンしたばかりの「よってって南紀の台店」は、西日本最大級の体験型直売所で、直売所の他にコンサートやイベントができるホール、公園、収穫体験ができるいちご園、ウォーキングコースもあり、災害時には防災拠点にもなるそう。

野田先生からは農産物をご提供いただく生産者とお店のつながり方や、街づくりを目的とした地域活性化を図る中でのお店の役割、会社の沿革などをお話いただきました。
農産物だけでなく、漁師さんが直接出品する「魚の産直」で漁業者の所得向上にも取り組んでいらっしゃるとのことでした。魚の詰め放題イベントも大好評なのだとか!

2023年の北海道留萌・旭川研修、2024年の岩手研修に続く今回の和歌山研修も、訪問先の漁協等の協力や企画した先生の尽力もあり、地域の特色が色濃く出た現場の話を聞くことができた貴重な会となりました。
1日目はあいにくの雷雨でしたが、2日目は晴天に恵まれ、きらめく海と白浜が美しく、魚とフルーツが最高においしい和歌山県を存分に楽しむことができました。(報告者:森税務会計事務所 雪田)