場所 |
: イタリア(ローマ) |
日時 |
: 2024年10月13日(日)〜18日(金) |
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■10月13日(日)
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空路ローマへ <所要:約15時間>
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【宿泊】メルキュールローマウエスト |
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■10月14日(月) |
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【視察研修】
BIOCARAMARD
(カラマドルオーガニックファーム ・フィウミチーノ)
ビニールハウスでの農場、アブラナ属の生産、いちご等を栽培している農場の33.5ha、2つのエリアをカバーしている。
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■参加者の感想 「ヨーロッパでの有機のマーケットシェアは50%程度になっていて、販売価格も一般のものとそれほど変わらないことに驚いた。その一方でコストも一般のものとそれほど変わらないことも日本と相違っているように思う」 |
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【視察研修】
BORGO DI TRAGLIATA
(フィウミチーノ)
ローマ近郊にあるアグリツーリズモ。AIAB/ICEA認定のオーガニック企業。農園は果物や野菜、古代穀物の有機栽培に専念している。
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■参加者の感想 「農業のセールスミックスが2%で観光が98%という点に驚いた。観光の付加価値が高く、収益性が高いと思う」 |
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【昼食】 Berny's Burger
【夕食】 Lievito Mezzocammino |
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■10月15日(火)
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【視察研修・昼食/試飲】
CANTINA CERQUETTA
(モンテポルツィオカトーネ)
30haのぶどう畑を持つワイン農家。丘の上に立つ立地からは、ローマ市街の美しい眺めを楽しむことができる。
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■参加者の感想 「店構え、料理の内容、その後のSNSへの投稿など、今風というか、若い方でしたが経営方針がかたまっているなと感じました」 |
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【視察研修】
AZIENDA AGRICORA VALERIO VERDICCHIO
(ローマ)
経営者は新規就農1年目の27歳。大学は工学系で、土にこだわりも。持続可能な農業生産を目指している。
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■参加者の感想 「まだ始めたばかりで土づくりに力を入れているところが共感出来ました。日本なら仕入れたいところでした」 |
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【観光】 バチカン市国サン・ピエトロ大聖堂
【夕食】 Mandarin chow |
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■10月16日(水)
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【視察研修】
LAURA FAGIORO農場
(ファーラインサビーナ)
アグリツーリズモ兼オリーブ農場。オリーブオイルは賞を受賞したことも。この日は収穫で大忙し。
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■参加者の感想 「元々日本にも出荷していたのに、見た目にこだわる日本人が多い事で販売ルートが無くなってしまった話が残念でした。
試食させて頂いたオリーブオイルも迷わず購入させていただきました」 |
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【観光】 スペイン広場、トレビの泉など
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■参加者の感想 「石畳の街並みはどこを切り取っても絵になる風景ばかり。余った時間で現地スーパーで買い物したりボルケーゼ公園をぶらりと散策したりできたのも良い思い出」 |
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【昼食】 GIARDINO DEL GATTO E LA VOLPE
【夕食】 Antica Taverna Al.ba |
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■10月17日(木)
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空路東京へ <所要:約12時間半>
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■全体を通して参加者の感想
「日本とイタリアでは全く異なる環境(気候や人口動態、食文化、有機農業の状況など)のもとで行われる農業でも、若者の農業離れ、耕作放棄地の増加などは共通している点が多々あることに驚かされました。 「儲からない」+「重労働」がその理由の主たる要因であり、アグリツーリズモや農作業を移民などに担わせ、農業経営者はマネジメントに専念してこの問題を解決している農場経営はとても参考になりました。自分のお客様の事業承継対策(特に後継者を見つける)に活かせると思います」
「全体を通して非常にスムーズに視察が出来ました。2日目には急な予定変更があったにも関わらず、代替視察先も決まり、とてもスムーズでした。
職員という立場で参加させて頂きましたが、皆様にお気遣いいただき、とても有意義な海外視察研修となりました。ありがとうございました」
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