
10月2日(木)
【視察研修】株式会社賀茂プロジェクト(東広島市)

株式会社サタケが地域農業を守るため共同で設立し、集落営農に二階建て方式を導入。
圃場と、販売所である「小石川観光りんご園」も見学しました。

参加者の感想
「棚田の綺麗さにまず驚きました。 Jクレジットへの取り組みだけではなく「あくまで地域のため」という方針に関心しました。また中山間地域でのスマート農業の取り組み方など大変勉強になりました」
【視察研修】広島三次ワイナリー(三次市)

地元で栽培が盛んなぶどうの6次産業化を目的として設立。
三本の大きな川が合流する三次市は、秋から早春にかけて霧が発生+昼夜の寒暖差が大きいため、ワイン造りに適した条件がそろっていることが強み。
風土に合う品種で、三次ならではの味わいあるワインを生産している。

参加者の感想
「市が率先してこのような先進的な取り組みを第3セクター進めていたところは、儲かる農業という視点から先見の明があったと感心しました」
【宿泊】ホテルルートイン三次駅前(三次市)
10月3日(金)
【視察研修】株式会社ハラダファーム本多(安芸高田市)

農業から地球の脱酸素化を促進し、全国の農家の持続可能な環境価値プラットフォームの構築を目指す。
広島県「ひろしま型スマート農業促進事業」で取り上げられる。

参加者の感想
「中干の延長など農業の後継者育成をとおして地域貢献をするという意欲が伝わってきました。こういう農業者が、その地域に数名いるかいないかで、その地域の農地の保全が全く違ってくるのだと思います」
「地域の農地、雇用を守りながら、Jクレジットを構築している様はすばらしい」
【視察研修】有限会社 平田観光農園(三次市)

1955年創業、山頂にある観光農園。
日本初・チケット制の果物狩りや、”映え”も意識した商品のWEB発信等、多彩なマーケティング戦略で山間地にありながら、人気観光農園に成長。

参加者の感想
「どういう場所であっても、知恵と工夫・情報発信で経営できていくのだなぁと、良い見本を見せていただきました」
【視察研修】三島食品株式会社(北広島町)

トップブランドの赤しそふりかけ「ゆかり」は全国的に有名。
他にも「しげき」「かおり」「うめこ」等、独特のネーミングで注目を集める。なかでも「ひろし」は地元で耕作した広島菜を使用。

参加者の感想
「見慣れた商品が、原料生産から製造まで様々な工夫と品質へのこだわりによって産み出されている事を知ることができました。製造に携わっている方から熱のこもった話を聞け勉強になりました」

参加者の感想
「主力商品であるゆかりに依存する収益体質からの改善が功を奏している経営努力は参考になりました。広島菜という野菜を初めて知ることができ、新鮮な驚きです」
【夕食】みっちゃん総本店(広島市)
【宿泊】ホテルメルパルク広島(広島市)
10月4日(土)
【視察研修】株式会社 NKコーポレーション(広島市)

コンピュータ制御で効率化し、無駄のない作業をする中、最後は人の目で観察することが大切というポリシーを持ち、広大な土地で新世代の農園を目指す。
施設は自らが手作りし、経費を削減。

参加者の感想
「すばらしい! 自立したアイデアマンでこういう方がいることに感動しました。すばらしい視察先でした」
「アイデアの豊富さに関心し、常に改善点を模索されている姿勢に刺激を受けました」
【視察研修】JA広島市 広島菜漬センター(広島市)

県の特産物「広島菜」を漬物に加工。
広島菜は、広島市安佐南区川内地区という、住宅が多く立ち並ぶ地区が主要な産地となり、生産者は先祖代々その土地で続く農家のみ。

参加者の感想
「ほうれんそうは価格の変動が激しいが、広島菜は買付も確実で価格も安定しているから広島菜の生産を始めたという生産者のコメントのとおり、収益の安定化、先の読める収益を見込めることが、持続可能な農業にとって必要と感じました」

参加者の感想
「広島市街地周辺の農家さんの現状と、広島菜と言う特産品が果たす役割をお聞きできました」

